1981-08-19 第94回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第2号
○下田京子君 今回の北海道水害でまず亡くなられた方々へ心からのお悔やみと、また罹災者へのお見舞いを申し上げて質問に入りますが、第一番目に、いろいろ議論されておりますけれども、石狩川水系の工事実施基本計画の見直しに当たって現行計画の約五割増しでいま営々検討中だという話がありました。これに関しまして、私は以下三点を特に留意されたいという点で御質問申し上げます。
○下田京子君 今回の北海道水害でまず亡くなられた方々へ心からのお悔やみと、また罹災者へのお見舞いを申し上げて質問に入りますが、第一番目に、いろいろ議論されておりますけれども、石狩川水系の工事実施基本計画の見直しに当たって現行計画の約五割増しでいま営々検討中だという話がありました。これに関しまして、私は以下三点を特に留意されたいという点で御質問申し上げます。
今次北海道水害の特色の一つとして、道内の中小河川がほとんど原始河川のままに置かれ、この中小河川の出水が災害を大きくした原因であり、これら市町村費による小河川の復旧工事は、財政負担能力の乏しい地元負担ではとうていまかない切れないことが明瞭になったので、恒久対策も急ぐ必要があるが、とりあえず中小河川については、この際特別の立法措置等をもぜひ検討考慮してみたいと存じます。
○渡辺(惣)小委員 努力していらっしゃるはずですし、それを期待するのですが、現実に、北海道水害の中心地だった空知一帯というものは、空知川のはんらんによって、その上流にあります野花南とか上芦別等の発電所が無計画的に水を放流したところから、瞬時のうちに七カ町村のうちの大部分の農村が冠水、浸水してしまったという事態があるのです。
ただ金融課の方から従来のことを聞きますると、先般北海道水害について北海道庁なり北海道の地元と農林省の被害見積量との差は十倍であると申しましたのは、その通りでございまして、ただこれをしさいに検討いたしますると、資金需要量の要望金額が北海道から上っており、農林省には統計調査事務所の被害量というものを金額に見積ったものがある、その両者を比較すると十倍だと申し上げる方がよかったのを、多少言葉不足及び不正確であったように
自作農維持創設資金融通法は、前国会で農林委員会の御審議を得まして修正を受けまして、最近になりましてこれを細目の省令や業務規程等を決定したところでございまして、今回の災害、言いかえますれば北海道災害あるいは旱害、二十二号以降の災害にこの資金を有効に活用していただきたい、こういうことで農林省は方針をきめておりますが、このうち災害資金というものをどれだけ、言いかえますと、本年度二十億円のうちで被害事項を暴風とか旱害とか北海道水害等
せましたのでありますが、どうせ指定をするならば、たとえば二十二号台風による被害ということは指定しておいて、あとどういう融資をするとかいうことなどの措置を、先ほど申し上げましたように中金資金、信連等の資金はこの豊作を控えて相当ありますし、利子補給等につきまする予算はすでに計上してある予算でその支障がない、こういうような事情だから、もっと早く指定できないのかと研究して参りましたのですが、おおむねの資金ワクを北海道水害等
それから金融対策でございますが、北海道水害に対しましての営農資金について、大蔵省と協議をいたしまして、いわゆる天災融資法で整備をいたすことといたしておりますけれども、その金額につきまして農林省の方の調査と北海道の現地の調査とがまだかなり食い違いがございますので、目下それの調節をいたしておる途中でございます。これができますればさっそく善処いたしたい、かように考えております。
それから公庫資金の問題についてでございますが、これは七月、八月の北海道水害につきまして公庫から三千万円の融資を出させることにいたしまして、貸付の措置を現在進行いたしております。 それから飯米の問題が出ましたが、これは現在のところまだ具体的に飯米を配給してくれという要求が数字的に出てない模様のようであります。
○委員長(江田三郎君) 次に、はなはだ急いで恐縮ですが、時間がございませんので、台風第二十二号及び第二十三号及び北海道水害による農林水産関係の被害の件を議題にいたします。 速記をやめて。 〔速記中止〕
先日も本委員会に北海道開発庁担当大久保国務大臣のおいでを願いまして、北海道水害の実情とその対策をただしたのでありますが、実情の把握も不十分であるのみならず、対策の樹立もおくれており、被災地農民の困窮をすみやかに救済する熱意に乏しいという印象を受けたのであります。
とにもかくにも東北三県及び最近の北海道水害を徹底的に改修復旧するという意欲を、政治的に作り上げていただきたい。これは建設大臣が一人で骨折ってもなかなかそうはいかぬ。建設委員会の委員長御自身も骨折っておられると思いますが、建設委員会が打って一丸となって、政治的な一つの力を発揮しなければ、私はこの解決はできない、かように考ええております。
○中村委員長 それでは、本日の本会議において、北海道水害対策に関する緊急質問、渡邊惣藏君の質問は、これを許すに決定してよろしゅうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
—————————— 議事日程 第三十七号 昭和三十年七月七日 午後一時開議 第一 麻薬取締法の一部を改正する法律案(内閣提出、参議院送付) 第二 積雪寒冷単作地帯振興臨時措置法の一部を改正する法律案(松浦東介君外四十一名提出) ————————————— ●本日の会議に付した案件 議員請暇の件 議員清瀬一郎君を懲罰委員会に付するの動議(淺沼稻次郎君外一名提出) 北海道水害対策
現在まで緊急質問の通告は、立川飛行基地土地強制調査に関する緊急質問、社会党左の山花秀雄君、それから北海道の風水害に関する緊急質問、社会党右の小平忠君、同様、北海道水害対策に関する緊急質問、社会党左の渡辺惣藏君、この三君の緊急質問の通告がございますが、この取扱いについてお諮りいたします。
那賀川改修工事促進に關する請願 (第三百四十號) ○今次日立市の水害復舊費を全額國庫 負擔とすることに關する請願(第三 百五十二號) ○高知港の災害復舊竝びに改良工事に 關する請願(第三百五十四號) ○島根縣下の河川砂防工事施行に關す る請願(第三百五十八號) ○今次群馬縣下の水害復舊費國庫補助 に關する請願(第三百五十九號) ○魚野川砂防工事促進に關する請願 (第三百六十四號) ○今次北海道水害復舊費
十月二十三日 邑知潟干拓に關する陳情書 (第四三一號) 群馬縣における水害復舊竝びに防止對策實施に 關する陳情書(第 四五三號) 茨城縣における水害復舊對策に關する陳情書 (第四五四號) 水害應急對策用建築資材配給申請の陳情書 (第四五九 號) 北海道水害復舊に關する陳情書 (第四七 五號) 栃木縣における水害復舊對策に關する陳情書 (第四七六號) 三重縣における震嘯復興工事施行
委員の数を六名にいたします、うち北海道水害地區視察には、社會黨の永井委員、民主黨の佐々木委員、自由黨の小川原委員、國協黨より一名。小會派北委員、和歌山地方は委員長の私がまいることにいたしたいと思います。以上御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
土地改良についてもでき得る限りの予算的措置を講じており、又今回の東北水害、北海道水害の例に徹しましても、應急復旧の施設は勿論、根本的防除対策については十全を期して参りたいとの趣旨の答弁がございました。尚この問題に関しまして農林委員会で明らかにいたしましたところを特に申上げて置きたいのでありますが、それはいわゆる山林開放乃至山林の國家管理の問題でございます。